ハコミセラピーとはアメリカのロン・クルツ(Ron Kurtz)が提唱した心理療法です。仏教と道教(タオイズムという中国の哲学)、特に老子の思想がセラピーの技法に多く取り入れられています。普段は騒がしい意識を静かな状態に下げて、今いる時点の身体・感情に起こっている「あるがままの自分」に気付くプロセスに援助する。それは雲のように流れゆく生の変化を変えようとせず、受け入れ、全てとの一体感における自己探求のプロセスでもあります。